日本台湾福禄壽會 例会・親睦会が開催

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林丕繼会長
林丕繼会長
参加者の皆さん
参加者の皆さん

日本台湾福禄壽會は3月9日、例会・親睦会を池袋・東明飯店で開催した。20人を超える会員が集った。同会は昨年10月16日の臨時理監事会にて、会の名称を日本福禄壽會から日本台湾福禄壽會に変更した。

冒頭、挨拶に立った林丕繼会長は、日本の平安時代に書かれたという詩文を紹介しながら、世の中の道は風と霜ばかりで厳しいが大切なのは自分の心をどう磨くかである。世の中は白が黒になったり、貧乏人は有罪、お金持ちは無罪になるなど理不尽がまかり通るが、正しい道をどう歩くかが大事だとし、「(老人は)毎日を楽しい心で笑って過ごしましょう」と参加者に語りかけた。

林会長はまた、いつも東明飯店の料理長と打合せしながら参加者の(台湾の)出身地の自慢料理をメニューに取り入れているとも話していた。

元在日台湾商工会議所李懋鑌会頭
元在日台湾商工会議所李懋鑌会頭

次いで、元在日台湾商工会議所李懋鑌会頭が挨拶し「今日は日曜日、ご多忙にもかかわらず遠路より参加していただき、ありがとうございます」と80代、90代の参加者をねぎらった。乾杯の音頭は、現在、99歳になるという林錦漫さん(日本華商總會理事長)だった。

林錦漫さん
林錦漫さん

美味な料理とお酒を楽しみながらの和やかな親睦会が始まった。“若手”参加者の一人は、「福禄壽會は55歳から参加できます。定年を迎えると付き合いが減りますし、寂しくなったり、孤独にならないように2カ月に1回、開催しています。なるべく若いうちに加入してもらって、この会をどうやって盛り立てていくか一緒に考えていきたいですね。この会を支えるのは僕らの義務だと思っています」と述べていた。

参加者の皆さん
参加者の皆さん
参加者の皆さん
参加者の皆さん
参加者の皆さん
参加者の皆さん
日本台湾福禄壽會のシンボル旗ほか
日本台湾福禄壽會のシンボル旗ほか

後半には、集合写真を撮影したり、日本の軍歌や歌謡曲を合唱する場面もあり、かつての“統治時代”をいまなお体で覚えている人々が少なくないことを実感させられた。

会の終了後、二次会は、カラオケ大会となった。

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